レンタルカーターです。今月のテーマは「エンジンオイル」ということで、オイル交換について書いてみようと思います。
まず当たり前ですが、オイル交換はエンジンの保護・状態維持の為に非常に重要です。オイルには「潤滑」「洗浄」「密閉」「防錆」「冷却」の作用がありますが、時間が経つと酸化が進み、何度も加熱・冷却を繰り返すうちに成分が変化し、「潤滑」作用が弱まります。ということはエンジン内部で金属と金属がぶつかりやすくなり、金属粉が発生してしまいます。これがオイルの「洗浄」作用で洗い流されていくわけですが、加えて燃焼時の燃えかすであるスラッジなども溜まると、段々オイルが汚れて来て「洗浄」能力も落ちてしまいます。こうなるとエンジンの内部は…残念な様子が想像できますね。。。マメなオイル管理はエンジンを守り健康に保つのです!
次に、オイル交換はエンジンの状態を知るチャンスなんです。古いオイルを抜いてみて、そのオイルを入れた状態でどのくらいの距離と期間をどんな風に走ったのかも考慮しながらオイルを観察してみます。オイルの色、匂い、量は?沈殿物はないか??古いオイルはついつい汚れた容器に抜き取ってしまいがちですが、オイルを抜く前に容器をキレイにしておけば、オイルの状態を正確に判断できる→エンジンの健康状態も想像しやすいのです!
オイル交換によってエンジンの磨耗・劣化を防ぎ、さらにエンジン内部の状態も知れるなんて一石二鳥ですね!ほぼ受け売りの知識を我が物顔で書いてまいりましたが、結果オイル交換大事だね、ってことが言いたかった訳です(笑)さあ皆さんもピカピカに洗ったオイル受けを用意して、今からドレンを開けに行きましょう!